Ternで現在展開しているeBikeは、フォールディングバイクのVEKTRON、カーゴバイクのHSD、コンパクトながらも耐久性に優れさまざまな用途に使えるQUICK HAULの3シリーズ。今回は、Vektron S10の卓越したパフォーマンスはそのままに多用途性、スタイルを、手頃で便利なパッケージで実現した日本限定モデル VEKTRON N8でのソトアソビをお届けします。


 
まずは車体の装備からご紹介。薪やさまざまな道具を持って行きたいので、今回は車体の前後にオプションのラックを装着し、アウトドアレジャーでの収納・ギアコンテナで有名なトランクカーゴを積載しました。トランクカーゴでは複数のサイズの製品をラインナップしているので、ラックに合うものを選ぶことでVEKTRONにもスマートにフィットします。

車体のフロントには耐荷重6.5kg、KLICKfixに対応しワンタッチで着脱可能な「Kanga Rack」を、リアには耐荷重27kg、同じくKLICKfix対応の「Atlas Rack 2.0」を装着。

VEKTRONは誰でも簡単に折りたためるので、車で遠出した先を起点にライドを楽しむこともできます。駐車場とお気に入りの場所が離れていることはよくあるので、荷物を運搬できる自転車があると重宝します。今回撮影で使用したVEKTRON N8のカラーは新色のMatte Black。その他にDark Gray、Dark Red、Matte Bronzeも展開していて、現在4色展開となっています。(詳しくはこちら

VEKTRONはエアボリュームのあるタイヤを採用しているので、多少荒れた路面でも大丈夫。加えてパワフルな電動アシストのおかげで、急な坂を重い荷物を積載した状態でも安定して走行できます。

載せているトランクカーゴ は、前がTC-20S、後ろがTC-50S LOW。

目的地に着いて、さぁ準備。キャンプでもチェアリングでも、この設営の時間こそがワクワクして楽しいんですよね。細々した物を入れる場合は、ロータイプのトランクカーゴが便利です。スタッキングもできるので、安定して積み重ねもできますよ。

ベルモントの焚き火台TABIの本体はチタン製。運搬時はコンパクトになる組み立て式で、加えて軽量なので自転車での移動やストイックにミニマムな装備で行くソロキャンプにもオススメのアイテムです。

バトニングナイフでの薪割りも<やってる感>を楽しめる作業ですね。無心になって作業に集中することで、日頃のストレスも吹っ飛びます。

いい感じの火ができてきました。ドヤ顔をしてもソロなのでOKです。焚き火は身も心も温まります。ずっとこのままボーッとしていたい気分。

過ごしやすい季節も楽しいですが、真冬の焚き火は至福の時間。雪を被った山々の景色も、ひときわ美しく感じます。自由に何処へでもアクセスできる自転車があれば、行った先が自分のリゾート。今度は何処へ行こうかと、もう次のことを考えます。

トランクカーゴはフタがフラットなので、テーブルや椅子としても使えます。手前の木製天板は、トランクカーゴのユーザ間でも話題になった自作によるもの。オフィシャルサイトで「天板制作用型紙」が公開されています。(チタンマグカップ:ベルモント、コーヒーミル、ドリッパー:カリタ)

テントを持って来てこのまま泊まりたかったな、と後ろ髪をひかれつつそろそろ撤収。立つ鳥跡を濁さず。来た時よりも美しく。アウトドアの鉄則ですね。

帰る時は、炭の始末は忘れないように。火消し袋は、コンパクトに持ち運べて炭を入れておけるので、オススメです。炭を入れる際は、しっかりと鎮火している状態を確認した上で処理が必要になりますので、ご注意を。

*焚き火をする時の注意点*
焚き火をする際は、事前に行く場所が焚き火をしても良いかをしっかり確認してから、出掛けましょう。また、現地では焚き火シートを敷いておき、元通りになるようにしっかり後片付けをしましょう。焚き火をする場所のルールとマナーをしっかりと守ることも、焚き火を楽しむには大切なことです。

 

eBike VEKTRON N8で行く「焚き火×チェアリング」、如何でしたでしょうか。車体にオプションのラックを追加することで、こんなに優雅な楽しみを味わえました。皆さんもぜひ、自分のスタイルでチェアリングや焚き火を楽しんでみてください。もちろんその移動にはTernの自転車で。

 

*この記事は、アウトドアレジャーでの収納・ギアコンテナのブランド「トランクカーゴ」およびアウトドアブランド「ベルモント」の協力により制作しました。

*トランクカーゴによる記事はこちら。